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石鎚黒茶と米粉スイーツ

愛媛県・西条市にて江戸時代から続く幻のお茶とも呼ばれる石鎚黒茶 (いしづちくろちゃ)。石鎚黒茶は、日本国内に4品しか存在しない貴重な後発酵茶で、その中でもさらに珍しい二段発酵茶です。
 二段発酵させることによる独自の深い香りと品のある酸味が特長のお茶で、そのすべてを手作業で行う製造方法が、2023年3月に国の重要無形民俗文化財指定を受けました。
 また、2025年開催の大阪万博では万博弁当の茶飯として石鎚黒茶が使用され、現在は「絶滅危惧種茶」として展示販売されています。
 去年、地元の小松高校生とのコラボ商品として「石鎚黒茶ゼリー」と「石鎚黒茶のパウンドケーキ」を商品化いたしました。
石鎚黒茶のゼリーは夏のシーズンを終えて、終売しましたが、石鎚黒茶のパウンドケーキについては現在も好評販売中でございます。
そして、にじとまめ。のスペシャルサロン(米粉×発酵についての講習会と試食会)では、石鎚黒茶のパフェをご試食していただきました。
実際に石鎚黒茶の生産者の方にもご参加いただき、時に講師役としてもご講義いただいたり、石鎚黒茶を守りたいという熱い気持ちと、もっと知ってほしいという溢れんばかりの講習となりました。
 現在、石鎚黒茶のボランティアに来てくださる方は県外、特に関東圏からお手伝いに来てくださる方が多いと話されていました。
石鎚黒茶への注目度は、県内にとどまらず、県内外大学の教授の方々の研究課題としても取り上げられており、ますます注目されることが予測されてます。
 生産者の方がおっしゃられていた言葉の中に、「地元のお菓子屋さんに行けば、そのお店お店で黒茶の商品が並んでいるようになっていてほしい」という言葉がありました。手間暇をかけて、暑さ厳しい夏の間のお茶作り(菌発酵の関係により夏が生産シーズン)を乗り越えて出来上がった貴重な茶葉を使って、米粉スイーツを今後も展開していきたいと思っています。
 地元(石鎚黒茶)×地元(愛媛県西条市産米粉)を掛け合わせた商品化、お楽しみになさってくださいませ。

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